説明
保存刀剣 2種類鑑定書を持つ「平高田」と「備前国長船長光」鞘書のある
大名登録「文化財保護委員会656番」備前刀の特徴が随所に表れる華やかな刃文ノ一振り
■鑑定:
1.公益財団法人,日本美術刀剣保存協会:平高田
日刀保(NBTHK)での「高田」の極めは大きく3つあり下記に区分される。
・「平高田」は古刀期の室町時代後期-
・「高田」は桃山時代-
・「藤原高田」は江戸初期-
2.銃砲刀剣研究会,審査 辻本真幸:兼植
3.鞘書は寒山(佐藤貫一)先生:備前国長船住長光(大磨上無銘,時代弘安)
【重要】この下に多くの写真と説明があります。
◆鞘書:備前国長船住長光(大磨上無銘,時代弘安トある)
◆折紙:なし
■時代: 室町時代-
■国名:豊後(大分)
■種別:刀 ※大磨上
■銘文:無銘
■測定値:刀身
◆刃長:66.6cm
◆反り:1.96cm
◆目釘穴:3個
◆元幅:30.2mm
◆先幅:21.5mm
◆先重:5.3mm
◆元重:7.1-7.5mm
◆鋩:35.9mm
◆茎長:184mm
◆重量:665g
※誤差あり
■登録証:東京都 文化財保護委員会 昭和26年2月5日 第656号
■説明:鎬作り、庵棟、表に二筋樋・裏は樋掻き流す。
姿は大磨上げで腰反り、切先やや延び、表の帽子は下りながら尖る。
裏は帽子下るものか、小丸かの表現しにくいが動き流れがある。
板目流れ、とくに裏は地鉄ははっきりと地景が現れ物打ち部分は小板目良く詰み優美である。
刃文は互の目丁子みだれ、足良く入り、裏の物打ち部分は高低差が華やかである。
棟区表に研師の彫(印)が入る。
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