説明
■鑑定(Appraisal report):公益財団法人,日本美術刀剣保存協会の保存刀剣
◆鞘書(Scabbard writing):なし(None)
◆折紙(Old Appraisal report):なし(None)
■時代(Period): 室町-(Muromachi- Period,15th century)
■国名(province):相模国-若狭国(Sagami-Wakasa at that time),神奈川県-福井県(Current Kanagawa-Fukui Prefecture)
■種別(Type):脇差し(Wakizashi)
■銘文(inscription):
表(front side): 無銘(Unsigned)
裏(back side): 無銘(Unsigned)
■測定値(Measure) :刀身 (Toshin the “body” of the sword)
◆刃長(Blade length):44.9cm
◆反り(“Sori” Warp):1.0cm
◆目釘穴(“MekugiAna”):1
◆元幅(“Motohaba” bottom width):30.8mm-
◆先幅(“Sakihaba” top width):26.6mm (Measure 85mm from the top)
◆先重(“Sakishige”):6.5mm (Measure 85mm from the top)
◆元重(“Motoshige”):6.2-6.5mm
◆鋩(“Kissaki”):菖蒲作り
◆茎長(“Nakago” handle length):111mm(11.1cm)
◆重量(Wait):350g
※誤差あり (but within the margin of error)
■登録証:岡山県教育委員会(Registered by the Okayama Prefectural Board of Education)
■説明:菖蒲作り。庵棟、表裏に棒樋に丸留に細く添樋跡が入る。
地鉄は板目に肌立ち地景がみえ、全体に乱れ映りあり。
錵深く浅くのたれ、表の焼出しは互の目。茎はタナゴ
時代物「拵え」から見るとそれなりの名家武士が所有していたのではなかろうか。
拵えは小柄・笄がないのは非常に残念であるが、
素晴らしい刀装具がついており、栗型の「茸」、目貫が「華車」、縁頭が「燕」など
すべて時代物の見どころがあり楽しめる一振りです。
また柄巻きも非常に美しく当時の柄巻きをそのまま保存された貴重な拵えです。
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