説明
堀井胤次刀匠は昭和31年10月6日昭和前期を代表する名工堀井俊秀の次男として生まれる。
元は月山貞一・大慶直胤の門人「堀井胤吉」氏から始まり、
刀匠一家として昭和前期を代表する名工「堀井俊秀」の次男。祖父に胤明、兄に信秀がおり、
祖父の「胤」の字をもらい、次男であったところから胤次と命名される。
堀井胤吉(月山貞一・大慶直胤門人)
二代 堀井胤明
三代(瑞泉初代) 堀井俊秀
四代 堀井信秀
分家 堀井胤次
現当主 堀井胤匡
昭和15年3月、日本製鋼所室蘭製作所に入社、当時、付属鍛刀所の父:俊秀について鍛刀を学ぶ。
18年、新作日本刀展出品入選。27年、講和記念刀を製作する栄誉を得る。33~38年、
作刀技術発表会に出品し入選、新作名刀展39年努力賞、44年奨励賞、45年努力賞と数々の賞を受賞する。
その胤次の優秀作と言っていい「鎌倉期の写しにて豪壮刀」の一振り。
鎬作り、三つ棟、身幅広めの刀身からふくら付く猪首鋒~小鋒で姿は鳥居反りで古刀を写す。
地鉄は小板目が非常に良く詰み刃文は広直刃で錵深く匂口しまり、
?上や物打ち部分が二重三重刃にも見え刃中に地景が見える。
非営利団体「日本刀剣保存会」にて伝「堀井胤次」と極められた一振り!
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