説明
千代鶴派「越前来」とも呼称され初代は来国安の門人で千代鶴国安として南北朝時代に活躍した刀工の祖であり、以後この派は室町時代初期にかけて作刀しています。本刀は大永(約500年前)1521年~1528年の頃の「千代鶴守米」です。「千代鶴」+「守る」+「お米」と、、縁起の良き「銘」は最上作です。また、この一派は銘鑑には多くの刀工が記載されていますが現存する作品は非常に稀で、僅かに二代国安や守弘の作が確認できます。実際に店舗で探してみもHP見ても皆無です。ただ無銘の刀が多少ありますが「銘」が入る刀は稀少な一振りです。重量も252gと非常に扱いやすい一振りで、裏表に樋が入り軽く振ると「ピュ」と音がします。鍔は非常に状態の良い「南蛮鍔」で金象嵌の色もはっきり出ています。ハバキは銀無垢ですべて銀で作られています。銀被せではありません。鞘はご自身で塗られた思いますが厚手の黒漆塗り。また小柄は現代物を添えております。ご自宅では扱いやすい長さです。長刀が持てない事情などある方はこの際に是非ご検討下さいませ。
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